|
 |
|
我侭の始まり
|
| 作詞 志一 |
|
幸せになってね
なんて言われたって
ちっとも嬉しくなんてないよ
だって私を幸せに
できるのはあなたじゃないか
サヨナラの理由なんて
痛いくらいに知っている
互いに思いやるがための
ただの良くあるスレチガイ
初めからこんな
ありきたりなエンディングの
恋ならば選ばなかったよ
あなたの傍にいたいから
独りの夜も乗り越えたのに
もっと我侭で素直な自分を
見せ付けたのなら傍に居れたの
なんて聞けるわけ無いじゃん
イイヒトぶってる私だもの
幸せになってね
なんて言い返して
自分のイイヒトさに厭きれてしまう
本当はあなたにしがみついて
行かないでなんて言ってみたいよ
賢く見られたい優しく見られたい
違う誰かを演じることで
ギリギリの緊張うまく誤魔化す
もしかしたら初めから
ありきたりなエンディングを
二人予感していたのかな
帰り際に何度も振り向き
笑おうとして涙が零れた
あなたの傍から離れる私の
仮面がぽろぽろ剥がれ落ちて
涙と一緒に落ちていくよ
思うがままに感じるままに
弱虫の私で愛したい
馬鹿も我侭も寂しがりやも全て
全部あなたに見て欲しい
零れた涙を袖で拭いて
瞳開けたらあなたが傍にいて
ぎゅっとぎゅっと抱きしめたんだ
初めて素直になれたねって
サヨナラ理由は私の為に
素直になれない私が誰かを愛するための
今から明日へつづくきっかけ
もう一度だけ出会ったころに
友達からやり直そうよ
最初のあなたへ私からの
我侭の始まり
|
|
|
