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電信柱
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作詞 ボクラドット |
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雨粒が静かに僕の肩を濡らした
人の流れが変わって立ちすくむと
雨のにおいが一瞬にして広がった
哀しく冷えていくとき
僕の心も一緒に冷めていった
それなのに…
空はすぐに泣き止んで雲が切れていくよ
アオイソラが見えるのに
僕なんか滲んではみ出した肌色が街に混ざるよ
電信柱はなくてこの街はスマートだ
でも複雑な人の動きが埋めていく
夕闇に入り込むと不意に
心に映し出された夢が
変わっていく…
声が響いて夜に繋ぎ合わさる線が弛んで流れる
君の声に僕が癒された瞬間に笑うよ
ただまっすぐに立ち尽くす日々に
ゆっくり刻まれるとき
雨雲は流れている
そうだから…
空はすぐに泣き止んで雲が切れていくよ
アオイソラに君がいて
僕の心は優しく静かにゆっくりと晴れわたるよ
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