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溜飲
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作詞 羈絏 |
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換気扇が回り始めて
慌ただしい朝が寝惚けた様子で
何時もと変わらないが
一段と重い体を起こして
煽て人は多分隙間から抜け落ちた
布団から飛び出した裸足
蟠りを述べている
のべつ幕なしに血は流れてる
世俗を等身大で謳っている
下らない事で感情は慌ただしく
意識も持ってかれてる
不思議でも無いのに 健康的でも無い
冤屈 卑屈で今日も晴れた気に成る
溜飲が下がりそうな
飲料は自販機には売っていない
それどころか代用も全部売り切れ
ぞんざいに扱うにも程がある
視線が合うのは限りが付いて
未練が無い時
他人事である訳が無いから
文句も何一つ言えない
そう簡単に味のする物は無い
また換気扇が止まって 日が過ぎた
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