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ことだま
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作詞 NECURAP |
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この言葉に宿った力は不可思議 されど意味なく吐けば無駄死に
故にこそ思うは人の夢 果敢ない世界に色を付ける
十色 それも徒労 なる前にこの光景を象ろう
見返せば褪せぬ人の蘇生術 妖が言うに耳では五線譜
そう音を読み違えることなかれ 一つ唱えると人は蘇る
言の葉の流れの中で伝う調べ 記憶辿る黄泉を眺める
人は忘れぬとは嘗て 誰かが放った一つの言霊
音が鳴るやはり思い起こす 足跡のように心に残る
輪郭を表す 時間の中 曖昧でも意味のある虚像
凛と立つ誰か 実感はない 深いだけなら消えていく温度
消え去ったノヴァ 乗り込んだノア 終わらないと誓った過去は
やがて消えてしまう指切りも意味をなさず 積み木のようにすぐに
崩れていくやはり記憶とは 曖昧が故にある言葉
一つとして正確なものなど無い から心臓を潰した言霊の愛
路傍の石 このメロディ茫然自失 どこが聞き覚えがある
東京の街 狂った方位磁針 行く先の宛 どこでもなく
地図にない 歪みたいな場所 それは夢で記憶したような華胥
それを叶えるが人 言ったからには の呪いが何時かの宝になる
輪郭を表す 時間の中 曖昧でも意味のある虚像
凛と立つ誰か 実感はない 深いだけなら消えていく温度
人を縛るは言葉の呪い 人を喜ばす音が整い
反転する関係の裏表 不安定で未完成な音波形
やはり不思議なもの誰かの御呪い この意思と文字は己でしか交わらない
耳へ囁いた ただ撒いた種のように花咲いた
輪郭を表す 時間の中 曖昧でも意味のある虚像
凛と立つ誰か 実感はない 深いだけなら消えていく温度
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