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ハリネズミ
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| 作詞 笠間 温巳 |
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僕に触れないで 何も知らないくせに…
僕は弱くて 臆病者で
意気地が無いのも 分かってる
それでもどうにか ここまで来たんだ
それだけの勇気は 持ってる
だから自分のことは 自分で出来るから
救いの手なんか いらない
僕に触れないで 簡単に触れないで
僕のこと何にも 分からないくせに
人を信じることが 何よりも恐いよ
だから僕は抗う たとえ傷付けたとしても
別に誰かが 悪いわけじゃない
ただ頼ることが 恐いんだ
一人だったら 誰も傷付けない
だから一人には 慣れている
寂しいなんて 少しも思わないから
強がりなんか じゃないから
僕に構わないで 独りでもいいから
今まで何回も 裏切られてきたから
人に期待しても 無駄だって分かってる
だから棘振りかざす もう傷付きたくなくて
ねぇ聞こえてる 聞こえているでしょ
僕の想いは 届いてるだろう
なのにどうして 離れていかないの
君を 傷付けたくないのに…
僕に触れないで 声枯らし叫んでも
君はなんで手を 差し伸べ続けるの
傷付くこと分かってて 何故近づいてくるの
こんなに僕は人を 嫌ってるというのに…
僕に触れられた 温かな掌
今まで知らなかった 優しい気持ちに
ただ決めつけていた 逃げていただけだった
ちゃんと向き合わずに 独り戦っていたんだ
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