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どうか
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作詞 空 |
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車窓から見える街並
なにもかもモノクロだった
あの街は一秒一秒
今も時を刻んで
あたしがそこに居た
そんな他愛もない事実は
誰も知らない過去になっていくの
私だけが取り残されて
独りぼっち
君は
あたしを置いていく
あの場所は一歩一歩
時と歩んでいく
それでも
どうか変わらないでぃて
私の様に穢れないで
全て時代と共に移りゆく
あたし そんなの
知らない
どうか あの街だけは
どうか どうか
君だけは‥
車窓から見える街並み
想い出ばっかり
フルカラーで
変わりゆくものは
モノクロ
変わらないで
あたしの知らない君には
ならないで
お願いだから
あたしだけ置いてきぼりなんて
いやよ
幼い日々に過ごした
あの街
街並みも
匂いも
音も想い出も何もかも
この躰が
憶えている
叫んでるの
「帰りたい」
願ってるの
車窓から見える景色は
もう
どんなに
叫んだって
願ったって
もがいたって
二度と
君を映すことはないんだね
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