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蒼の心臓
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| 作詞 しらゆき |
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君が右手に握ってる
血生臭いナイフの刃先が
僕の静脈へと続いている気がした
吸い込んでは吐き出した
煙草の吸殻を投げ捨てた
弱っていく肺を抱えてた
心臓へと続いてた
僕だけ化け物扱いされて
空気に溶け込むのが苦手で
役割を果たさない
出来損ないの荷物を捨てる所も無くて
目の前で君が躓いた 膝から滴る血液は
見覚えのない 他愛ない僕と違っていたんだ
蒼の心臓
きっと 不甲斐ない僕を愛してくれたら
もう少し君に近づけたかもしれない
凛と凛と
前だけを向いて生きていけたら
死にたい感情は体外へ逃げたかな
君が僕の首を絞めている
涙痕が日差しに照らされる
君が化け物だったのかもしれない
吐き出しそうな言葉を飲んだ
「煙たい部屋の後方で死んだ」
明日のニュースで話題になれば
白黒はっきりつくだろうか
あのとき君の手を握っていれば
口から吐き出していたら
赤く染まらない
標的が銃口が君に向いただろうか？
自分勝手な性格が 自己中心的な思考が
優柔不断な 愛されない僕を殺したんだろう
無理に生きて
死んだ 人生は無駄じゃなかったよな
もう少し君には笑ってほしかった
きっときっと
生き長らえても吐き出さないだろう
言えない情愛は君に伝わったかな…
蒼の心臓
きっと 不甲斐ない僕を愛してくれたら
もう少し君と生きたいと思えたかな
凛と凛と
前だけを向いて生きていけたら
死にたい感情は体外へ逃げたかな
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