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藍色交差点
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作詞 What sort of a book. |
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“そこに心があるんだって”
私は呼吸をしている
“そこに心があるんだって”
私は声を出している
“そこに心があるんだって”
私にはよく分からない涙
涙
涙 ああ、あの頃のようには話せないかな
君の背を眺めているだけで
カーブミーラー反射した僕の気持ちが
このまま消えて仕舞いそうで
色の澄んだ街角 夕景が
照らす凛とした顔 彗星が
道の真ん中
日々不安中
君が泣いてたって
泣いてなんてないよ
藍に溢れる君の目が
過ぎ去って思い出す季節のようで
何となく
君の真ん中
僕がどうしたって
どうしようもないから
ただ、僕を包み込む世界に甘えた
“そこに心があるんだって”
私は腹を裂いてみる
“そこに心があるんだって”
私は胸を抉りとる
“そこに心があるんだって”
あなたの目に映りだす涙
涙
涙 嗚呼
ただ、流れているだけで
バカみたいだな、肥大した僕の気持ちが
触れると破裂しちゃいそうで
色の澄んだ街角 夕景が
照らす凛とした顔 彗星が
道の真ん中
日々不安仲
君が泣いてたって
泣いてなんてないよ
藍に溢れる君の目が
過ぎ去って思い出す季節のように
すっと凪ぐ
僕の真ん中
君がどうしたって
どうしようもないなら
ただ日々の流れ込む世界で待ってて
いつも、ずっと、
目の前には何もなくて
“ただそこに心はあるんだって”
空を描いて 藍が溢れて
時間の波に溺れそうな重い、想い
想い海を奏でて今は涙 涙
ああ、嗚呼、
雨上がりに腫れた空は
青く青く澄んで世界は晴れた
これまで書き留めた人生譚
それが探し求めた“もの”ならば
甘い思い出のままずっと行かないで
君に手を引かれて藍色交差点
ー「泣いてた?」って泣いてなんてないよ
色の澄んだ街角 夕景が
照らす凛とした顔 彗星が
道の真ん中
日々の真ん中
君が泣いてたって
泣いてなんてないよ
彩に溢れる君の目が
過ぎ去って思い出す季節のように
温かく
僕の真ん中
君がどうしたって
どうしようもないような
ただ、君を包み込む世界にはなれたかな
ただ、見渡せば
僕を包み込む世界は悪くないな
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