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偽恋
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作詞 セージ |
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朝日を見るために出発した土曜日
朝2時にマフラー鳴らして君を迎えに
君は眠そうな顔でおはようとつぶやいた
まだ こんばんはじゃね?
たわいもない会話で笑いあった
コンビニで酒とコーヒーとタバコ
閉め切った車内には煙とコーヒーの香り
いつもの香りなのに心踊った3時
恋とか愛とか僕には分からないけど
君が僕の1番なんだ
これからの未来を2人で作ろう
僕が絶対守るから
やっと着いた海沿いの街
水平線の向こうに綺麗な朝日
寒いねと寄り添いあって抱き合った5時
初めて出会ったあの日もこんな寒かった
そんな同じ日に渡したいと思った指輪
君の目を見て愛を誓った
「考えさせて」の一言
僕は困惑して泣いたんだ
恋とか愛とか僕には分からないけど
君が僕の1番だった
自販機に向かって放置された君のスマホ
違う男の名前が映し出された
こんなに好きなのに 一緒にいたかったのに
昨日はベッドで抱き合ったのに
それでも俺は君の二番目なの?
結婚も君から切り出した言葉なのに
理解が追いつかない
もうわからない
問い詰める勇気もなかった
何も見なかった振りをして君を家まで送った
来月はディズニー行こうって約束した
嬉しかった 嬉しかった
でも君がドアを閉める時につぶやいた
「別れよ」
車内には君の飲みかけの酒と
君の吸ったタバコの吸殻と煙だけ
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