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碧い鳥見付けた
作詞 あかさてな
靴底の擦り切れて
穴の開いた古い靴は処分して
真新しい靴を履いて
靴が足に馴染む迄は
多少ぎこちなくても良いから
一歩ずつ大地を踏みしめて
自分の足で目の前に続く道を
歩き続けて往こう

目の前を清らかな清流が横切る
ポンと軽くジャンプして着地したら
何処からともなく碧い羽が美しい
カワセミが一羽舞う様に飛び立ち
僕に歩むべき道を指し示す

何時だったか零し落としていった
優しさと想い出の欠片達が
地面にあの日の儘に落ちていた
其の欠片達を拾い集めては
心の隅に言い様の無い感情が湧き立ち
何時しか頬を涙が伝い落ちた

涙が乾く迄暫らくの間立ち尽くし
心の澱みが奇麗さっぱり無くなると
再び歩き始めた カワセミに導かれ

そうしてどれ位歩き続けただろうか
遠目にも解る位巨大な神殿が現れた
神殿に近付いていくと中から現れたのは
筆舌に尽くし難い程に美しい巫女だった
巫女に案内されて神殿の奥に在る祭壇に
一歩ずつ静かに近付くと跪き祈りを捧げた

一体どれ程の時間祈っていただろうか
一瞬の様にも何時間の様にも思える程に
捧げた祈りは確かに大いなる存在へと
届いたと確信出来るのは何故かは判らないが
確かに祈りが届いたとカワセミの瞳が語っていた
そして僕は神殿を後にするとカワセミに導かれる儘に
僕の旅路は何時果てる事無く続いていくのであった

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歌詞タイトル 碧い鳥見付けた
公開日 2024/09/09
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
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