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どんなに想って居ても
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作詞 あかさてな |
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どんなに想って居ても
こんなにも胸を焦がしても
言葉にして伝えなければ
君には届かない
初めて君を
異性として認識したのは
何時からだろうか
其れは去年の夏祭りの夜
普段の君とはまるで違う装い
何時ものボーイッシュな
デニムのシャツにジーンズ
そして紺色のリボンで纏めたポニーテール
男勝りな雰囲気の君にぴったりなスタイル
でも其の夜は
何時もとはまるっきり違っていた
紅緋の朝顔柄をあしらった
草露色の浴衣を身に纏い
桑染め色の帯を締め
背中まで届く髪をストレートに下ろし
金茶色の鼻緒の下駄を履き
其の時までは唯の幼馴染だと思って居た
でも君の余りの変わりぶりに
突然胸が疼き出してしまった
そう、僕は君に恋をしてしまった
其の時以来、君を想う度に
言い様のない想いが込み上げて来るんだ
どんなに想って居ても
こんなにも胸を焦がしても
言葉にして伝えなければ
君には届かない
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