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ハリネズミ
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作詞 タケシ |
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近すぎた 早く近づこうとしすぎた
そのせいか、どんどん離れていって
いつしか、見失ってしまった
優しさと正義を武器に
ひたすらに傷つけ続けて
流れる血にも気づかずに
涙も声も無視していた
そりゃそうだ、見えなくもなるさ
見ていたのはあなたじゃなくて
あなたに優しい俺だった
こんな自分に酔いしれて
ヨーイドンで痴れ者さ
俺があげた優しさには
棘がたくさん生えていたんだ
それをマガジンに詰め込んで
あなたにぶっぱなしたのさ
そしたらどうだ
あなたは笑いながら死んでいったんだ
あの時、途方に暮れた
あなたが消えて 無様に足掻いた
その結果としての現在が
今でも俺を蝕んでいく
決して忘れられないからこそ
今でも大好きなままなんだよね
日常のど真ん中にあなたはいるんだ
あなたは俺の全てなんだ
別れるっていわれてもさ
分かったふりをしててもさ
心がごねて、拗ねたままなんだ
だからさ せめて好きなままでいさせてよ
もうあなたに言ったりしないから
あなたの知らないところで
あなたを愛し続けるよ
だけどさ こんな俺だけどさ
本音しか言ってなかったよ
全てを一人で抱えるあなたが
たまらなく好きで好きで好きで
優しすぎて潰れそうなあなたが
たまらなく好きで好きで好きで
もういっそそのまま俺も乗っかって
もろともぺしゃんこになりたかったよ
そのまま死んで 生まれ変わって
まっさらでまた会おう
その時にはもっとずっと
いい男になってるからさ
あなたも好きに生まれて、生きて
良ければまた 俺と出会ってくれないか
そしてまた 好きになってよ
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