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半裸の王様
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作詞 オーストール |
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何もできない一国の主人
判断は全て人任せ
怒り狂った民は行き場を失い
来世に旅立つ者もいる
踏ん張っている少年少女も
十字架を背負う運命に
「革命を起こす」
そう意気込む者の声も届かず
遅れをとり
今までの努力の結晶が溶けてゆく
再び凍らすことはできるのか
不安な気持ちはつのるばかり
本音はもう死にたい
いや死にたいんじゃない
生きたくないだけ
矛盾なんかしていない
それだけ葛藤してるんだ
そんな夢から覚めた主人が
ついに目を覚ます
本当にすべきことを
かされた己の使命を
コーヒーも飲まず
半裸の王様が全力疾走
権力を正しい方向へ
十字架が燃えるように
まずは聞くことから始めよう
そんな簡単なこともできなかった
反省している時間はない
そんなのは命が尽きる直前でいい
最高の裸の王様と言われるまで
全てを剥いで行こう
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