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十二月、逃避行。
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作詞 ぴっぴ |
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全てに飽き飽きし始めた
ガキのくせに 一丁前に走り出した
冷たい風が 吹き始めた秋の日
投げ捨てたマルジェラ
落ちた瓶の音 それはまるでさ
馬鹿だねと 言った君の声みたいでさ
愛の意味も 金の意味も
もう分っかんねぇ
口に含んだ コーヒー
お前の合否判定 俺は不合格みたいだ
扉一つ挟んだ 向こう側の声
拗らせて拒んだ 動けないごめん
思ってもねぇ言葉が 口を突く
俺を嘘つきにした 泥棒の始まり
泥沼の塊
日に日に減っていく残高
give me give me 増やしてくれサンタさん
散り散りになった スマホからはもう
聞こえない着信音
掻き鳴らすギター
出会うにはまだ早すぎた
すれ違う感情 既に違うとこを見てる
壊れた繋がり 甘噛み する親指
握りしめた 僅かな現金を
冷えた夜に 消えたバイクのエンジン音
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