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聴いてください
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| 作詞 野馬知明 |
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ああ、聴いて下さい
私は、恐らく見たのです
目映いばかりの朝の陽の光の中に
零れる様な燦燦たる光の中に
何物にも代え難い
漣のような輝きを
私は、多分潸然と泣きたいのです
この恰も満たされたかの様な仕合わせに
人を愛し信じる力のない私は、
今でなければ泪を流せないのです
濃い朝靄の中に、私は融ける様にして
その余りの心地良さに酔い痴れたいのです
私には、屹度有るのです
人を愛し信じる事の出来る力が
そして、その涙ぐましい力は
エトランジェの様に
冷たい氷室から出てきた私に
疑うことを知らない
人間らしい愛の迸りを与えてくれるのです
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