ご自身で作詞された歌詞を「うたまっぷ」で発表するコーナーです。皆さんのご投稿をお待ちしております!
無料歌詞検索・うたまっぷトップへ
 人気投票
 コメントを書く

無料歌詞検索・うたまっぷトップへ

二人だけの始まり
作詞 野馬知明
淡い暮色のそこはかとなく香る出窓
一日の終わりを惜しむ暮れなずむ夕月
目を閉じたまま耳たぶにフレンチキス
明日のない世界をまどろむ夢
ほの暗い灯ともし頃の裏町通り
濃く染め上げられた硬質の愁色
背骨の軋むほど強い抱擁
誰も気づかないビルのすき間
夜の厚い帷に溶かし込まれる
誰もいない公園で揺れるブランコ
どこからともなく聞こえてくるギターの爪弾き
星空に緞帳を引く夜汽車の汽笛
音もなく宵闇に拡がる墨色の靄
ターンテーブルのLPレコードの空回り
二人だけのこの上もなく優しい夜の告知
闇に沈んだ港の呻くような霧笛
熱い囁きが枯れて尽きるころ
二人だけのハニータイムの始まり

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
掲示板、
ブログ等に
リンク
URL▼

リンクタグ▼
歌詞タイトル 二人だけの始まり
公開日 2021/11/10
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント
野馬知明さんの情報













うたまっぷTOP作詞スクール歌詞検索自作歌詞愛ことば便アーティストクリップうたまっぷインディーズ俳句・川柳
お問い合わせ歌詞リクエスト登録リンクURL登録音楽関係リンクサイトについてプライバシーポリシー
うたまっぷ