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時の流れにむしばまれ
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作詞 野馬知明 |
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1. 赤いマニキュア 落とした指で
静かに回す ターンテーブル
あなたの歌声 閉じこめたまま
空回りする オープンリール
どうでもいいの 口癖のよに
あなたは不意に 踊り出す
どうでもいいなら なぜ
涙かくして テラスへ逃げる
時の流れに むしばまれたまま
帰りたくない 虚しい気持ち
どうかどうか 分かって欲しい
篭の小鳥が 目を覚ますまでに
2. 雨のハイウェイ 見降ろしながら
静かにはずす イヤリング
あなたの横顔 閉じこめている
琥珀色した ウィスキーボトル
どうでもいいの 繰り返しては
呑めない酒を 無理に呑む
どうでもいいなら なぜ
グラスの縁で 涙を拭くの
時の流れに むしばまれたまま
帰りたくない 切ない気持ち
せめていつか 分かって欲しい
二度と再び 逢う日がなくても
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