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うたた寝はしないで
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作詞 野馬知明 |
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遠いせせらぎが そっと囁きかける
目を閉じてはいけないよ 凍えて冷たい氷の愛は
ほんのひとときの うたたねだけでも
硬く凍った蒼い蒼い海の下へ
沈んで行ってしまうものだから
遠い雨垂れが そっと囁きかける
目を閉じてはいけないよ 年端もいかない小さな愛は
ほんのひとときの まばたきだけでも
手の届かない白い白い雲の上へ
飛んで行ってしまうものだから
だから うたたねはしないで
だから まばたきはしないで
何気ないせせらぎや
ささやかな雨垂れにも
かけがえのない愛はあるのだから
遠い想い出が そっと揺り起こしてる
目を閉じてはいけないよ 薄れて消えてく昔の愛は
ほんのひとときの うたたねだけでも
遥か遠くの長い長い時の彼方
埋もれて行ってしまうものだから
だから うたたねはしないで
だから 想い出を見つめて
何気ない触れ合いや
ぎこちない恥じらいにも
かげがえのない愛はあるのだから
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