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そういうお前じゃ
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作詞 野馬知明 |
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煙草の煙 紫 揺らめく 輪の中で
悲しげに 煙たそうな
お前は 波止場の 涙の鴎か
裸のままで 抱かれて 泣いた
あの お前が
潮風臭いと 避ける
そういう お前じゃ
そういう お前じゃ
なかったはずだ
一体どこで 水割りなんかを 覚えたか
あの船出 三月前の
お前は 可憐な 小さな小鳥
泪も拭かず 抱かれて 泣いた
あの お前が
酔った振りして 避ける
そのわけ 言わない
そのわけ 言わない
なにがあったか
立ち寄る港 港で送った シーメイル
一通の 返事もない
お前は 一つも 読まずにいたのか
手紙をくれと 抱きつき 縋った
あの お前が
許して欲しいと 避ける
昔の お前に
昔の お前に
戻って欲しい
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