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さんざしの庭
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作詞 野馬知明 |
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さんざしの庭から
庄の川の浮橋が
いとしい肩の髪越しに
揺らいで見えます
さんざしの木の根に
君が友と旅立った
悔しい思い出を埋めて
三とせも育みました
いま掘り起こすことが
できるなら
何で想いを託しましょうか
この白いさんざしの花に
さんざしの庭では
僕の友と語らいが
親しい笑みが交わされて
弾んで見えます
さんざしの木の根に
嫁いで行った日にこっそりと
震える思い出を埋めて
今日まで育みました
まだ無念な想いが
残るなら
何で二人を呼んだのでしょう
この白いさんざしの庭に
まだ未練な想いが
残るならば
何であたなを埋めたのでしょう
この白いさんざしの庭に
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