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北回帰船
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作詞 野馬知明 |
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別れの海のしののめを
一体何(なに)に喩えよう
幸せ色の紫陽花が
例えば不意に散るような
今度はいつ来る北回帰船
乗せてはくれない船乗りに
どうして恋をしたのでしょう
また逢うまでの切なさを
一体何(なん)で紛らわす
想い出部屋にちりばめて
転がす未練恋枕
忘れる頃また戻ってきたら
今度はきっとさようなら
誰もが駄目と言う恋に
時計見ながら桟橋へ
はだしで走る恋心
踏みつけられた浜茄子が
恨み忘れ咲くような
別れの口づけ北回帰船
抱かれてしまえば流氷も
流れて融けて春を待つ
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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