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回転扉
作詞 野馬知明
一  何ごともなく 満ち足りていた
   そんな夕暮れ 貴方に出逢った
    永い時を隔てて いま蘇る
    死ぬほどに抱きしめた愛のまぼろし
     回る 回る 回転扉が
     回る 回る ふたりの子どもが
   貴方と同じほほ笑みの
    愛の忘れ形見

二  幸せ過ぎて 時の経つのも
   すべて忘れて はしゃいだあの頃
    蒼い愛は小さな 過ちさえも
    許さずに走り去る宵の星くず
     何故に 何故に あの秋 貴方は
     手紙  ひとつ  書かずに消えたの
   一年待っていたけれど
    二年待てなかった

三  今はもういい 胸を切り裂き
   熱く身を焼く 激しいくちづけ
    セピア色の想い出 ただ懐かしく
    一人ふと想い出す甘いせつなさ
     遥か 遠い 二人の青春
     けれど まるで きのうの出来事
   あすから命尽きるまで
    忘れられぬ別れ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 回転扉
公開日 2020/12/21
ジャンル 歌謡
カテゴリ 別れ
コメント 昔の分かれと今の別れの対比に浮かび上がる大人の愛のリアリズム
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