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白い憂鬱
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作詞 野馬知明 |
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メゾフォルテでピアノを 叩いてみても
大声でアリアを 歌ってみても
どうしても 満たされない
この胸の 白い靄
君の 華やいだ あの幻が
僕の まどろみに 根を降ろして
心を 掻き乱し 絡み付く
それは白い 白い憂鬱
花の園が広がる 窓辺の景色
田園が奏でる 安らぎさえも
この胸に ただ虚しく
色あせて 映るだけ
君の 寂しげな あのさようならが
僕の 想い出に 葉を広げて
未練を 抱き起こし 纏い付く
それは白い 白い憂鬱
君の 悲しげな あの微笑みが
眠り かけていた 目を覚まさせ
心を 掻き乱し 絡み付く
それは白い 白い憂鬱
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