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生前最後の告白
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作詞 大磨 柊 |
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ねえ、君は知ってる?
この世界は全部夢で、
目が覚めたら違う明日が始まるかもって。
馬鹿みたいだねって
笑い合ってる世界で
「生前最後の告白」なんて、
2人で言い合うんだ。
最終回のエンドロールで
終わっちゃうんだ、なんて
数秒間の寂しさ。
どうせ終わったって
数日経ったら
何も無かったように笑えてるのに。
夢の中でくらいなら
都合よく進んでくれないか
なんて、甘くないよな。
悲しみも含んでこその
それこそがストーリーだって、
わかっちゃいるけどさ。
眠たげな顔
それだけ見られりゃあいいのに
頬をつねったって、夢なんか覚めない。
まだ起きてるのって
笑い合ってる世界よ
精々、迷子の目録なんで
少し放っておいてくれないか。
時は流れ、流れる。
日々は変わり続ける。
世界の終わりは笑っていたい
なんて、夢物語だよな。
夢から覚めるみたいと
強がって、笑う君は言った
「生前最後の告白」を。
今、さよならは言えないな
繋いだ手、冷たい世界で
2人何処までも行こう。
花は滲んでいく
強がりでいい、覚めない僕から
君に「生前最後の告白」を。
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