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終の灯
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作詞 Metaphysical Cat |
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まだ何もかも知らない
温もりを求めていた頃から
散らばる夢の欠片を
攫うように 集めた日々を経て
もう振り返ったりしない
永らく肺も心臓も使いすぎて
悲しい程に斃った私に出来ること
ただ目を伏せて
酸いも甘いも知らない
あんなにも小さな芽だったのに
やがて天空(そら)へ伸びていく
太陽まで届かす勢いで
そして花は咲けずに朽ちて
永らく声も感情も使いすぎて
悲しい程に草臥れた私に出来ること
ただ眠るだけ
生きる意味とか価値とか
簡潔にするだけ砂上の楼閣
この際どうでも良くて
永らく肺も心臓も使いすぎて
悲しい程に斃った私に出来ること
ただ目を伏せて
ただ眠るだけ
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