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怪獣
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作詞 Metaphysical Cat |
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全てが綺麗に終われば
本当の自分を取り戻せるのに
何もかも壊した所為で
大切なものさえ見失っている
厚い皮膚の向こう側
やけに鼓動が烈しくなる
知らなくていい事 私は知ってしまったから
こんな足じゃ
瓦礫の方が強くて敵わない
貴方のその笑顔から遠くの街へ
逃げる 逃げる
覚えたばかりの痛みが
跡形も無くなる瞬間(とき)を待っている
それでも彷徨う感情
『私には何にも残っていない』と
何処に居ても思い出す
誰かの声とその優しさ
願わなくていい事 私は願ってしまったから
この心はこんなに脆く
容易く散っていく
貴方は何も無かったような顔して
愛の台詞を ちゃんと言うの
厚い皮膚の向こう側
やけに鼓動が烈しくなる
それは狂気じゃなくて
叫びにも似た何か
空虚な宙を漂うように響いている
知らなくていい事 私は知ってしまったから
こんな足じゃ
瓦礫の方が強くて敵わない
貴方のその笑顔から遠くの街へ
逃げなくていい事 私は逃げてしまったから
この心はいつの間に
非道く汚くなっていく
貴方は何も無かったような顔して
愛の台詞を ちゃんと言うの
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