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海神
作詞 Metaphysical Cat
水が大地に滴り
そこから命が息吹くとき
嵐の前の静けさ
世界は闇に呑まれて

漣ほどの勇気で
ここまで歩んできたけれど
奇妙な胸のざわめき
私は弱さを知った

立ち向かう為の犠牲なら厭わない
堅牢な矜恃を庇いすぎて
本当の自分が解らなくなる
いつ私の決意は
無くなってしまったの?


やがて大地が乾上がり
命に光が翳るとき
ふたつの窓の向こうに
寂しい雨を降らせて

疾風怒濤の半生
ここまで歩んできたけれど
渦巻く胸に儚さ
少し春風が吹いた

舞い上がる花の名前ならここに在る
瀟洒な台詞で誤魔化しても
本当の自分じゃ居られなくなる
いつ私の決意は
鈍ってしまったの?


麗らかな波の随に
身体ごと委ねられたら
怖かった悪夢さえ平気になって
きっと笑える
上手に笑える日が来る


殺め合う為の正義など邪魔なだけ
旋律の行方 もどかしくて
本当の自分が解らない 解らなくて
いつ私の決意は
死んでしまったの?

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 海神
公開日 2021/05/24
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 運命の瞬間、矜恃は鈍りだす。
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