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禍々しい産物
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作詞 Ibu |
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これは何?
何故産まれてしまったのか
人格否定が板につく
そんな禍々しいものが僕の中にあって
人はそれを「個性」と読むらしい
でも又の名を「異常」と読むらしい
自分でもどうしたらいいのか
分からず仕舞いなんだ
優しさと表は似ている様で
冷徹と裏は瓜二つだった
神様、何故私は
この世に生まれ落ちたのでしょうか
こんなモノ要らないよ
棄てれるモノならもう棄ててる
何処にも置く場所が無いから
胸に終った儘、包み込んだ儘
これは何だ?
どうやら神様は僕自身に
二物という名の
禍々しい産物をくれてしまった様で
僕はそれを「異端」と読むとして
誰がか言うなら「異物」に変わりなくて
処理できるならどうにかさ
今も尚消そうとしている
非日常と日常は鏡映しの様で
特異な僕自身と重ねていた
仏様、何故私は
まだここに居ようと思うのですか
要らない価値は持ち主が決める事で
その持ち主は僕だった訳で
だから禍々しいモノなんだと
産物なんだと思ってしまうのです
どうか、どうか叶うならば
この産物を禍々しくないモノに
なって欲しい、なってくれ
僕が生きる素晴らしき産物に
まだ要らないと思っている内は
きっとまだ要らないんだなと
当たり前だよなそんなモノ
僕が患ったこの禍々しい産物を
どうか、安置へと置いてはくれないか
私はもう十分堪能したからさ
いつか来るのだろう、来てほしいな
この禍々しさが消えるその日を
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