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クリスマスイヴソング
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作詞 Ibu |
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今年もやってきたな
聖夜の前の日が
胸に開いた虚しさを
この景色と共に見てるよ
二人きりで歩く
夢が現実になった人は
どれ程いるのだろう?
一人は省かないとな
クリスマスだと騒ぐ人々
左右を見ても実りばかりで
闇の様な黒の様な
そんなイヴを過ごしていたよ
だから
誰にも負けたくなくて
「只、幸せを」と祈って
星に誰がか願った様に
僕はこの聖なる夜に願った
クリスマスは今日もやってくる
そんな日が来る前にこの
前夜を楽しむ人々に
なれたらいいなと願うばかりで
憂いてしまったんだ
まだ云えなかったんだ
なんか今日は忙しいな
前夜祭の筈なのにおかしいよな
皆して何しているんだろう?
不幸を願っている訳じゃ無いけど
こんな日にはさ
誰かと一緒に居たいなって
思う人はどれ程だろう?
一人は含めないとな
イヴの日にはやっぱり
赤白黒と飾りつけをして
左隣の寂しさを
恩澤で誤魔化して
でも
誰よりも遅れてて
「ゴールは何処?」と迷って
子供がプレゼントを強請る様に
僕も幸せを強請った
明日になればサンタさんも
大忙しで慌てちゃうな
だからこそこの前夜に
素敵な雪を降らせてみよう
雰囲気はいいのにな
白い吐息と曇った眼鏡
視界が見えなくてしょうがないな
君との距離、離れて手が届かない
前夜祭も終わり、今始まる
愛の告白が行き交う人
その一人にはなれなかったの
昔は純粋に楽しんでたのにな
嗚呼、無情にこの季節がやってきた
昨日を思い出して
「まだ一人だ」と呟いても
この関係が変わる事は無いって
知ってたのにまだ願うよ
「忘れないよ」って
この今を噛みしめながら
今も歌うんだ
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