|
 |
|
娯楽浄土
|
| 作詞 Ibu |
|
さあ、君は何をお望みで？
極楽の頂点か？
娯楽の底辺か？
何方も浄土してみせましょう
どうぞ楽に
腰を掛けて
沈静の心構えは如何でしょうか？
地獄の中で紅蓮の華が今の咲き誇ってる
冷徹なその曼殊沙華を貴方に
嘲いの重ねを
嗚呼笑え、憎しみ抱え、娯楽に転落
薄紅衣装を携えて、ご覧遊ばせ
嗚呼嗤え、苦しみ抱え、極楽に蝶々
ひらりひらりと舞は地に堕ちた
さあ、ご満足を戴けたでしょうか？
極楽の極みを
娯楽の嗜みを
咲き誇る曼殊沙華の華が
君を落に
腰入れる
咲う者にはそれ相応の対価を
極寒の地の底で、桜の様に舞い降りる
灼熱の業火の華が今でも
燻り煙出す
嗚呼哂え、晒すだけ晒して、娯楽の末に
歌舞伎衣裳を拵えて、舞は上げ散らし
嗚呼呵え、梅聞えもしない、極楽の未よ
鳴きゃ鳴くだけ鳴いたなら、ここらでお仕舞いだ
娯楽も極楽も區別の付かぬ者に
どうか、舞蝶の幸あらん事を
天国なら喜楽に地獄なら永苦を
煉獄ならば祈りの声を
我らを救いたもうで下さい
噛み噛み舌を噛み血の華を
笑う門に不幸の雨を
福を笑みに変えましょか
嗚呼笑え、憎しみ抱え、娯楽に転落
薄紅衣装を携えて、ご覧遊ばせ
嗚呼嗤え、苦しみ抱え、極楽に蝶々
ひらりひらりと舞は地に堕ちた
嗚呼哂え、晒すだけ晒して、娯楽の末に
歌舞伎衣裳を拵えて、舞は上げ散らし
嗚呼呵え、梅聞えもしない、極楽の未よ
鳴きゃ鳴くだけ鳴いたなら、ここらでお仕舞いだ
素晴らしき娯楽浄土
どうぞ、貴方もお越し下されば
|
|
|
