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Carousel
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| 作詞 Ibu |
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古びたそのカルーセル
今日も人々を乗せて回る
その馬には感情がなかった
延々と回っていたんだ
とある日、少女が
僕の目の前に来たかと思うと
声を出して僕に話しかける
彼女は何者なんだろうか？
「私は君と一緒に世界を回りたい」
不可能な事を口にした
でも、もし、そんな事ができるのなら
ちょっと思った
感情なき馬に感情を入れてくれた
その少女に私は頷く事もできず
只々今日も回り続けてた
また、来てくれるといいな
未だに使われるカルーセル
人の数は減ってきたけど
とある少女は今日も僕に話しかける
この円状のステージで
「僕も君と一緒に世界を回りたい」
不可能な事を思い込んだ
でも、もし、そんな事ができるのなら
ちょっと思った
錆びが出来始めたそんな日々も
僕は理想郷を抱え動くのです
少女も大人になるのでしょう
そしたら、僕も終わるでしょう
そして数年が経って
「もう使い物にならない」と
僕は終わるせめて最後ぐらい
あの少女に会いたかったな
廃棄されたこの僕は動く事もできず
夢の中で自由に動き回った
そんな雨の中、大人になった少女は
僕を見つけた
「やあ、また会ったね、こんな姿でどうしたのだい？」
彼女はそう呟いた
心の中で返事をした
「また会えてよかった」と
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