|
|
|
寂寥の機械
|
作詞 Ibu |
|
もの欲しさに目が暗み、機械が動き出した
一つ感情を入れ込んだ
そしたら油(オイル)が垂れ込んで来た
誑したら死垂らしそして辿り着いた
その切なさは切っても切り外せなくて
感情の機械が駄弁る
「こんな感情なんで要らない」
人の気持ちが少しは分かったか
もしその機械に管が生えていたら
その油(オイル)を血に変えられたのかな
無色透明の血が流れる
心情なんで分かり切っているのに
その感情を人は
恋と名付けた
只傍に居たかった、でも
もう傍には居ないな、なら
どう進もうか、ねぇ
答えてくれないか、お願いだから
景色も心も少なすぎて
心情の一つ二つ篭められないんだ
その感情を人は
無情と名付けた
貴方に何が分かるってんだ
分かる分からないの問題じゃないんだ
人を人を人を探した
気持ちを知る人を誰か
情感なら幾らでもあったんだ
情心なら幾つも入れられた
その感情の一つが
寂寥というモノだったのです
唸りが終わらない
魘されている
これが感情ならば
機械には要らないな
|
|
|