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夕懐
作詞 Ibu
懐かしみを感じながら
今日の夕日を見守っていた
懐いなど伝わる筈無いのに
そんな秋を過ごしていた

飽きがこない様に
嗚呼気がこない様に
僕は夢を見ていた
素敵なお茶会でした

「夕方には人が居なくなる」
遊んでいた人が居なくなる
皆家に帰るのだろう
それでいいんだ

僕の懐う夕懐は
太陽が沈む時
懐かしむ事もあったな
そんな日々だった

皆が家に帰る時
僕は只立ち尽くしていた
夜が僕を照らすまで
見送り人になりたかったのです

秋のある日蜩が啼いた
その啼き声はその季節を表してた
きっと来る筈だと
私は夏を生きていた

「夕日は朝日と似ているらしい」
朝日も夕日と似ているらしい
その夕を見送り寝ては
その朝を見ていたのだろう

君の懐う夕懐は
太陽の最後の輝き
美しい光景だったな
そんな日々だった

君は僕が家に
帰らず立ち尽くしているのを
不思議そうな顔で
こっそり覗いていたのです

此処は何処なんだ
僕も君も
見守ってくれる人なんでいなかった
それが怖かった

でも太陽が僕を
そして君の事を
最後の最後まで
照らしてくれた
から から

懐かしさを胸に生きよう
何時かあの太陽ですら
懐かしいと言える日が来るから
きっと来るから

きっと公園から抜け出せないな
あの時計が僕等の目印だったから
影が夜に変わってしまうまで
どうか、どうか安らかに

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 夕懐
公開日 2021/08/03
ジャンル その他
カテゴリ その他
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