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凡常の僕は
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| 作詞 Ibu |
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僕は普通ではありません
普通である事が普通じゃないのです
でも、こんな僕の事を
見てくれる人が居る様で
普通、言い換えれば凡常
まともに「やりたい」ができなくて
「やりたくない」事が増えてきて
僕は逃げ出してしまった
「なれますよ」その一言でよかった
「叶いますよ」その一言でもよかった
でもどちらも言ってくれないって事は
「なれません」って言っているモノだと
思ってしまったけどさ
僕は何時だって凡常だよ
感情一つ込められやしないんだ
まともでいられる筈がないんだ
誰か【本当の事】を教えてくれって
叫んだ響いた、木霊した
最早意味も込められなくなって
凡常だって認められたら
誰かの心に刺さったのかな
普通じゃない宣言を掲げた所で
矛盾という形で崩れ去るのだろう？
最早見てくれる人も少なくなって
灰になっても気付かれないの？
凡常が悪いとは言わないけど
君が思う「為りたかった」は
「為りたくない」に変わっていって
今日までの全てを投げ捨てた
「ありえるね」その一言が欲しかった
「一緒にね？」その一言でも欲しかった
欲しがり者のその末路は大抵はさ
「終わりだよ」って告げられるモノだと
思ってしまったからさ
何をやったって凡常だよ
寧ろ凡常になれるのかすら怪しいんだ
普通よりも下回っているんだ
誰か【乗り越え方】を教えてくれって
叫んだ嘆いた、誰にもさ
届かなかった愛という春を
恋という夏も只々
鳥と共に羽ばたいていった
苦しかった、呪われていた
妨げがあった、僕だった
この縛られているモノの生涯は
涙と共に声に出した
凡常なら、もし凡常だとしたら
その上を見上げる事を許してください
何時か来る未来を許してください
誰か【未来の僕】を教えてくれって
喉に口に、そして声に
辿り手に入れたモノが
今の季節だとしたらさ
嬉しかったのにな
幸せだったのにな
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