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古川威吹
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| 作詞 Ibu |
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僕の名前は古川威吹
平凡だろ？笑えるだろう？
でも、意外といじりやすくてさ
渾名も結構あってさ
でも、普通の人とはちょっと違う
障碍と生涯付き合わないと生けなくてさ
更に病気も持っていてさ
辛い人生を歩んできたんだ
昔から変だと言われてさ
見た目も膨れて無粋な人といわれて
平凡な人でも異常な人ともいえる人と言えて
そんな自己紹介を僕は続けたいと
僕は僕で有りたいんだ
普通の人より知識全般遅れていてさ
だからちょっと理解するのに時間はかかる
だからだから少し待ってくれないか
僕が本当に音楽を知ったのは
僕が小学校の頃だった
難しいな？辛いな？と思いながら
皆と練習してたっけ
次に触れたのは中学校の頃だっけ
自由というのを知れたのは
楽しいな！でも怖いな...と
まだ、音楽を知れてなかったんだ
でも高校に入ってさ、カラオケで歌うことが増えてさ
それでも、病気に掛かっちゃった頃から
絶望していたんだ
作詞に出会うまで、僕の音楽を知るまで
僕は僕の音楽をしたいんだ
音痴で音域も無くて、憧れに追いつけなくても
だからちょっと納得するのに時間はかかる
だからだから僕を知ってほしいんだ
産まれてきて此処に来るまで
僕を冷たい目で見る人が多かった
だから探して、今も探して
此の道しかないと思った日から
僕の名前は古川威吹です
意外とさ、被ることの無い名前みたいで
僕は自分を偽っていたんだ
自分を知ってしまうのが怖かったから
僕は威吹、威を吹かす様な存在になりたくて
御調も舞踏もどれも上手くいかなかったけど
せめてさ音楽だけは上手くなりたかったなと
未来の自分に託す事しかできなかったそんな事を
ADHDと思っていた自分も今じゃASDの一種みたいで
ただの鬱病だと思っていた自分も躁鬱病みたいで
どれも言い訳にしか過ぎないみたいと言うのを
IQが示してくれたみたいで
僕は普通の勉強をしていたら、普通の子になれたのかな
僕は普通に通っていたら、皆みたいになれたのかな
もし違う道があったのならば、もし違う自分がいたのなら
音楽すらも嫌いになっていたのかもしれないな
僕の名前は古川威吹です
例え名が変わってもそれは揺るがないだろう
でも父の様に、憧れる母の様になりたいと思えたのなら
僕は障碍の中での一番になってやると
そう誓った
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