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せんそうよ終わってほしい
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作詞 Ibu |
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戦争は終わるといったが嘘だ
世の中に人がいる限り
戦い争う事を終えることがない
そんな噓をいった僕を許してほしい
でもさ、終ってほしいという気持ちは変わらないんだ
例えばさ学校でいじめがあったとして
それを止めることが出来ない自分がいて
心の中では止めたいと思ってたんだ
でさ、せんそうも同じことが言えると思うんだ
例えばさとある国の話でさ
僕等は遠くから見守る事しかできない
止められるものなら既に止めているんだ
そうだ、と思って一つ文を書いたんだ
そのタイトルは「戦争は終わる」
理想とか馬鹿馬鹿しいことばかり書き綴られてさ
友達に「そりゃないよ」と云われるだけなのさ
そんなに止めたいならさ、お前が犠牲になれってことなの?
僕の空想すら許されないのか?
短い短いそんな文章を書き綴る権利すら
僕らには無いっていうのかよ
嗚呼、それならさ、僕が代表になって
ため息をつきながら、仕事をこなす
僕がやらないことを他の誰かがやる
辛いけれどもさ、これが現実ってもんさ
じゃあさ、終ってほしいという気持ちを失くさなきゃいけないのかい
例えばさ社会のいじめがあったとして
その被害者になっている自分がいて
心の中では皆安心しているんだ
そしてさ、争うことにも同じことが言えると思うんだ
それはこの国でもあり得る話でさ
遠くに逝くことすらもできない
止められるものじゃないからその言葉があるんだ
そうなの?って口にして僕は他人事のように詩を描いた
そのタイトルは「戦争は終わる」
空想とか妄想信者とばかり言われる程書き綴られてさ
親友に「馬鹿言うな」と云われるだけなのさ
そんなに止めたいならさ、お前が前に出ろって話なの?
簡単な事じゃないかと思う事すら許されないのか?
長い長い歌を書く権利くらい
僕だけじゃなく誰にでもあると思うけど
嗚呼、それならさ、君も代表になって
疲れ顔をしながら、仕事をこなす
君にもできなことを他の誰かがやれる
苦しいけれどもさ、これも現実ってことなの?
長くて覚えられないよ、戦争を終えさせる長い呪文はさ
一人じゃ歌えない、二人でも歌えない
最初に歌を作ったのは誰だ
オリジナリティという戦争を始めたのは
そんなに止めたいならさ、僕が証明させてやろうってことなの?
叱られる事がそんなにいけない事なのか?
こんな中途半端な詩を書き切る権利くらい
自分で与えて、じゃないとこの歌も意味がなくなるから
嗚呼、それならさ、皆が代表になって
日常という戦争が終わらない
みんな必死に生きてる、死ぬほどまで生きてる
そこが妥協点だって諦めが出来るまで...なの?
僕が生きたいと思った明日は来て
今日も僕は仕事をこなす
死ぬまでは
歌い続ける
僕は歌い続ける
「せんそうよ終わってほしい」と
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