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めおと将棋
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作詞 小山 景司 |
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寒さ始まる 秋半ば
細い素足に ゲタ履きで
考子峠に 別れた俺や
夢の浪速で お前に出会い
破れ単(ひと)衣の 将棋指し
苦労九の字の とく意飛車
負けを覚えりゃ 勝ちが来る
人生将棋 それが道理(みち)
励まし顔で お前がさらり
夢の白無垢 着れないままに
荒れた手のひら 六畳間
泣かぬお前と 行く春や
三吉神(がみ)の 碑を拝み
やっと五段の いばら道
通天閣の 灯りを胸に
夢をかなえて 明日はきっと
大きな華を 咲かせると
今日もお前と 注(さ)す酒や
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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