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こころのこり
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作詞 橙 ヨシヒコ |
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もしも僕のこれが 世の中の
誰にも認められないままに
死んじゃったらどうしよう、だなんて
そんなことを考える
考えはじめた
僕も いつのまにやら
そこそこ年をとった
タバコも けっこう吸うし
それなら 気を付けりゃいいのにさ
プカプカやってる
ひと握りの何人かが
僕のこれを知っていても
それなりの形にならなきゃ
落書きと変わらないだろ
人生観に関わるような 大きな出来事があって
僕の中で なにかが うごめきはじめた
もしも 僕のこれが 世の中の
誰にも認められないままに
死んじゃったら 僕はきっと、
死んでも死にきれない
はじめて思った
生に対する執着が
他の人にくらべて あんまりないから
痛みもなく死ねるなら
いますぐにでもいいけど
この世に生まれてきたことの なにか証を残したい
この数日のあいだに そう思うようになった
自分の残り時間が
あとわずかだと知らされてから
本気で生きてみたら
どこまでやれるだろう
この世に生まれてきたことの なにか証を残したい
この数日のあいだに そう思うようになった
なんのために生まれてきたのか わからないまま消えていくのは
さすがに悔いが残る、と そう思うようになった
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