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黒船
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作詞 JOU |
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静かで黒い船が
海岸で黄昏る
嵐の時代は
もう 終わりかな
君には見えますか
過去の赤い帽子が
本当に失望しましたね
あんなに自由
抱きしめていたのに
カモメが嘆いている
猫が怯えている
ライオンがはく製にされていく
羊は今夜も 夢を見る
ラジオをつけて
手紙が乱れ散る
行先は知らない
映画のような時代ですから
憎しみはスクリーンだけで
船長の貧乏ゆすり
現実で 悪夢を笑える自由が欲しい
狂う炎は
病んだ僕の心さえも苦しめる
海が嘆き 暴れ泣く
君だけを守りたかった
あらたな希望が必要なのさ
この黒い船の 新しい海が
作り笑いしか知らない船長
また あの子が泣いているじゃないか
本当はさ どこへでかけるより
本音で対話して
よく食べて
よく眠れればいいのにね
ねえ船長
あらたな黒船が来ているのに
まだ何も 悟らないのかい
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