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午前0時の救急車
作詞 JOU
通報後の救急車 後ろのドアが急いで開き
救急患者がタンカーで運ばれる
高熱がる 60代の女性 服はネマキ
目を必死に閉じている 「苦しいわ」

「もしかしてこれは」
誰もが無言で頷く 内心またか
今夜 何度目だ マスクの在庫も もうない
都会の病院 指定されて運ばれた
そう 高齢者の持病もある

腕を組み 下を向き苦悩する医者
緊張感で震えている 切迫したナースの叫び
悲鳴を上げる 子供たち
助けてあげて お願いだから
人工呼吸器がうちにはあるのか
アビガンも届いているのか

症状は軽い 入院で何とかなるか
深夜0時 都会の葛藤
星は見えず 月も隠れ ビルも悲しい
家族のためにと尽くしてきた
ひどい昭和の貧乏 安い居酒屋でなんとかやりくりしてた

子供が必死で医者の服を掴む
「非常事態宣言は解除されたんでしょう
なんでこんなことになるの」
TVから 空っぽの記者会見

お金より大切な 新しいバイブルのような 新しい価値観を探さないと
今までの生き方 働き方じゃ もう人類はこの困難から立ち上がれない

自宅待機の日々がしばらく始まった

そして 数か月後 皆あの日をずっと涙している

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 午前0時の救急車
公開日 2020/04/23
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 人権
コメント 想像力で書いたフィクションです。現状はもっとシリアスなのかも。少しでも医療従事者の立場に立って書いてみました。知識不足ですいません。
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