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満月
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作詞 光陽 |
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絵に描(か)いたような満月が
猫も杓子も発情させる
湿り気 帯びた視線には
タイミングみてギムレット
自由奔放の満月が
夜風さえ金色(こんじき)に染める
口説き文句はこと欠かぬ
頭の中でルーレット
女性上位の恋愛も
突き上げたならバイブレーション
景色を眺めながら
揺れて夢のひととき
未知なる究極の高みに誘い(いざない)ましょう
今夜は 君が 惰天使
生命の源はいつも愛の営み
今宵 歓喜の ムーン
まあるいフォルムの満月が
ほどよいサイズで掌(てのひら)の中
愛の行方を聞かれたら
答などないハムレット
快楽主義の満月が
SMチックに街を変えてく
一度や二度じゃ飽き足らぬ
インターバルにシガレット
バッグにしまった欲望を
解き放ったらエスカレーション
過去から受け継がれた
野性の頃の本能
脱ぎ捨てた世界は己を忘れる魔性(ましょう)
今度は 君が 破廉恥
運命の分岐点はいつも愛の営み
今宵 乱舞の ムーン
向かい合わせで愛言葉
溢れるくらいラブモーション
悦ぶ顔見ながら
綺麗な打ち上げ花火
満ち足りないなら朝まで貧り(むさぼり)ましょう
それが 君の 遺伝子
革命の発端はいつも愛の営み
今宵 淫靡な フルムーン
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