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深海
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作詞 空愛 |
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まいにちだよ 涙を流す歌
ほんとは 私の歌ともいえない 少ない記録の雫
たぶん引くべき でも手放せない ごめんね
愛してるよ 静かに泣けるくらい
なんども 私の手を引いていたし そのたび手を放された
もう戻れない この大きな海 たすけて
開ける約束をしたピアスは
開けられないまま置いてけぼり
君の歌が聴けない 深海の中だから
君との思い出の歌が多すぎるの
鉛みたいに心臓に溶け込む
だって鉛は体から抜けないもの
ありがとうは 終わりの合図だから
まだまだ 私はそれを言えない しばらくここに漂う
あたたかいよ でも息ができない ときどき
帰ってきてよ それだけで充分よ
分かるよ 少しは待っててあげる 私にそれができる?
ここにいるのは 私だけじゃないと 少しは
2人で最後に見たあんな綺麗な三日月は
今はもうまんまるになっちゃった
君の声を知りたい 深海の中だけど
本当は私の思い込みだって
音が響かないこの暗い場所
あの日の君を太陽にしていたい
あの日の君が手の中に
あの日の君の足音を
この暗い深い甘い優しい切ない苦しい海
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