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泣いたのは僕だった
作詞 奏
1)
夢だとか理想だとか希望だとか
掌で転がす玩具みたいに

ないものを欲しがる僕は
まるで子供の様で

無邪気と言う名の残酷な純白は
誰かを傷つける痛みさえ気付かずにいた

愛し方を知らず愛され方を知らず
優しさの使い方を知らず途方に暮れた…

後悔なら幾度も繰り返したんだ
僕も少しは大人になったかなぁ

何千回も繰り返した一瞬の煌めきが
ほろ苦く記憶の闇に溶けてゆくけれど

月光に照らし出される思い出の中
置き去りにしたその痛みに

泣いたのは誰でもなく僕だった…

2)
恋だとか愛だとか好きな女だとか
空想で弄ぶ思春期のガキみたいに

蒼い空に眩し過ぎる太陽を
優しく隠す雲の様な

愛しさと言う名の鮮烈な純白を
あなたが最後に教えてくれたのに

愛し方を知って愛され方を知って
優しさの使い方だけは解らないまま…

失敗なら幾度も繰り返したんだ
僕も少しは大人になったかなぁ

何千回も瞬きしたあなたのシルエットが
刹那に記憶の底に沈んでゆくけれど

月光に写し出される写真の風景と
浮き彫りになるその痛みに

泣いたのは誰でもなく僕だった…

オオサビ)
自意識の真ん中に居座る孤独
哀しみとの和解は簡単な事じゃないさ

Only have to cry by the favor now
巡る時間の間で上を向いて歩くには
少し眩しい時もあるから
今は無理に誰かを愛さなくていい

Only have to cry by the favor now
次を望まなくても 立ち止まっても
風がページをめくってくれる
今は無理に誰かを愛さなくていい

心が明日に向かうには
まだ時間がかかるけど
独りぼっちなのは僕だけじゃないんだと

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 泣いたのは僕だった
公開日 2019/02/01
ジャンル ポップス
カテゴリ 別れ
コメント 泣いたのは他の誰でもない…僕だった。
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