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『路地裏のステップ』
作詞 Tom Kammar
錆びて朽ちそうなフェンス
蓋の閉まりきらないゴミ籠
まだ少し濡れたままの路面に
点滅する灯が写る

朝焼けピンクに染まり出す
空が眩しくて
いつも長い夜の端を
遠回りしていた

華やかに着飾った蝶も
何処からか聴こえていた
狼の遠吠えも
もう既にない
解くことの出来ない難題を
夜が僕に投げ掛ける
"どこに行くよ"と答えられず
聴こえないふりをする


客待ちの暇そうなタクシー
餓えて痩せ細った野良猫
ぼうっと立ち尽くす自販機群れる
悲しき性の羽ばたき

ネオンも巨大な広告塔も
眩しすぎるから
いつも長い夜の端を
遠回りしていた

襟を正した紳士も
つぶれてすっかりキマッた
足取りで帰路に就く
DAY by DAY
今はまだ解けない難題を
夜はいつも問い掛ける
"ここにいるよ"と叫べずまた
耳を塞いだままでAh

LaLaLaLa
LaLaLaLa
La…… Ah,Ah

路地裏を歩く 夜を渡る
この空が眩しくて

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 『路地裏のステップ』
公開日 2020/12/14
ジャンル ロック
カテゴリ その他
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