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『温感~On-Kan~』
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| 作詞 Tom Kammar |
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空いた穴埋める術
知らないまま
メモリを都合良く
上書きしていく
深紅と灰に
混ざり合った心は
いつかの願いさえ
塗り潰していく
きっと確かに
分かりあえていた
きっと何かが
変わりかけていた
まだ微かにある熱が
冷めてしまわないうちに
その目に焼き付けてしまえ
薄れ消えてしまう前に
言葉が意思を持って
おもむろに紡がれ始める
記憶がやがてバラバラに
分割され剥がれていく
まるで何も
無かったかの様にまた
世界は変わりなく
動き出していく
チープな愛を
語るロマンチスト
嘘と願いで
痛みを誤魔化して
また静かに
歯車が回る
また何度も
巡り巡っていく
もう忘れてしまった
温もり求めてまた
知らず知らずに探してる
薄暗い灯り手にして
過去が雲に隠れて
どしゃ降りが強く打ち付ける
激しく拭いきれぬ程
その未来(さき)が見えない程に
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