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あともう少しだけ
作詞 Tom Kammar
張り詰めた弦を風が抜け音が
割かれる様に静まり返る
弓月夜 隠れては現れる
忘れゆく記憶の様に

ぼんやり影落とし揺れている
境内に立つタラヨウ樹
誰かの夢を見ているのそこで
いつからそのままでいるの

昨日まで軒の
並んでいた
石畳表れ今は
しじまを取り戻す

夏が駆け足で過ぎてく
何処からか流れてくる焼けた
花火の匂い 風に乗って
消える泡沫 夏の空
儚く消えた閃光は
今も誰かの目に焼き付いて
夏が駆け足で過ぎてく
何かを変えて


張り付くシャツはやがて乾き続く
茹だる様な夜いつの間にか
終わり告げ 涼風が薫る
夏が過ぎようとしてる

すっかり茂ったしげみの中で
静かに鳴き出した声は
誰かに何を伝えているのか
何故そんなに切ないの

昨日まで手が
届くと感じてた
星空は遠くて見えない
もう届かない

あともう少しだけでいい
すぐ消える蜃気楼としても
記憶の欠片 紡ぎ合わせ
当て嵌める星 夏の空
僅か瞬く流星は
今も誰かの願いを乗せて
あともう少しだけでいい
夏の幻

夏が駆け足で過ぎてく
何処からか流れてくる焼けた
花火の匂い 風に乗って
消える泡沫 夏の空
儚く消えた閃光は
今も誰かの目に焼き付いて
夏が駆け足で過ぎてく
何を残して

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歌詞タイトル あともう少しだけ
公開日 2020/09/28
ジャンル ポップス
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