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おれんじ
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作詞 せとびら |
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十歳の誕生日 蝋燭の火が揺れていて
おめでとうって ありがとうって
これに何の意味があるの?って
真顔で問いてみる
とうとう捨てられた僕は
横切った猫に笑われて カラスに突かれて
路地の匂いが少し切なくて泣きそうになる
僕が何をしたんだ
僕は何をしたんだ
思い出せない 思い出したくもない
刻まれた太ももの傷跡に
ひらりと落ちた紅葉のオレンジを握りしめて
これから僕はどうすればいいの?
わかんないよ 苦しいよ
正しいとか 間違ってるとか
それだけが僕を縛るということだけは分かるんだ
僕が何をしたんだ
僕は何をしたんだ
思い出せない 思い出したくもない
夢と希望は地獄の星となり
ゆらりと浮かぶ雲がオレンジに変わってく
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