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祈りの朝に
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作詞 太田 護葉 |
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どこから見ても 枯れてるが
死んではいない 水を飲む
最期一花 一輪が
近づいてくる 夜明け前
花を手向けて 手を合わす
仏前両手 重すぎて
遺影目を伏せ 肩落ちて
どうにも沈む 気の海を
漂うだけの 花標(しるべ)
どこまで流れ 果てるやら
天国無縁 地獄旅
慣れっこですと 声かけて
笑顔作りて 身支度を
愚かなことに こせこせと
せっかく人生 無駄にして
遺影はそれを 見落とさず
びびる人生 おくるなよ
何があろうが 氣を出して
筋を通して 生き抜けと
背筋伸ばさん 夜明け前
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