|
|
|
ありふれた言葉と
|
作詞 raimu |
|
退屈な毎日だと、いつも感じていたけれど
驚くくらい 時間は早く過ぎ去っていて
大嫌いな『泣き顔』も『辛いこと』も
大好きな『笑顔』もそこにあったんだね
あと何日? もう明日?
カレンダーに記した赤い印 指でなぞって
笑ったり しかめっつらしたり
ああ もうすぐ春がくるんだと思うと
嬉しかったり 悲しかったり 忙しいね
いつもと同じ毎日が 変わってゆく瞬間に
自分も変われる気がした
最後の日くらいは素敵な自分でいたいと
強く 強く 願うよ
大嫌いなアイツとか、先生とか
会わなくて済むなんて 言ったけど
ホントに今日だけ せめて最後くらいはね、
「ありがとう」って 言いたいよ
君にも この場所にも
「ありがとう」って何万回言えばいいの?
言っても言っても いい足りない!
ああ 「ごめんね」もその倍くらいは
言っておかなきゃ 気がすまないの ごめんね…
いつもと同じ風景 それなのに違うって
なにかこみあげてくる気がした
桜なんか咲いてなくたって 空が晴れていなくたって
最後の日くらいは素直になろうと
強く 自分に 言い聞かせた
最後に君が残してくれた ありふれた言葉
『君が居てくれたから頑張れた
ありがとう、…さようなら』
小さな君の小さな文字が
じわじわ かすれてにじんでいった…
|
|
|