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虹の残像
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作詞 ri-。。。 |
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木漏れ日の オレンジを浴びたら
なんだか 気だるげな青さに
目を閉じた 卑怯なこの僕に
似合うだろう 舟溜まりの静けさ
おしえてくれよ 鉄塔の色は?
雲にもまれた 叫びが ひらひら
かもめの手紙 読む術もなく
真面目だって食われ あの星は笑顔
ひとつふたつみっつ 数えすぎたんだ
夜空の星が輝いて 泣いたから
恋に落ちた 魔法が解けるとき
波音にゆれる 汗がしみるだけ
熱を帯びた地面の匂い
ふたり分かってたはずだった
目を閉じて確かめ合ったのは
寂し気なビー玉さえ 夢を見せて
ああ 風音が あの空から
沈黙を解き 緑を染める
幸せってなに 知らないままでいい
君がいてくれた あの頃の虹だね
ひみつの改札 過ぎた人混み
夜空の 星が輝いて 流れ落ちた
海に沈んだ舟が 新しい
波音にゆれる 変わらない海で
ひかりが 永久(とわ)に魚の群れを
ひらひら撫でて行く 穏やかに そう願った
海に抱かれた地球儀はもう
漂うだけの手紙のよう
きらきらと千切る 波が好きで
君に恋した 言葉を捨てた 大切なことが
そこにはなかったんだ きっときっと
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